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世界の志士たち、ここに集まれ!! 

前年度活動報告REPORT


恒久平和への啓発事業


■「第6回恒久平和シンポジウム」


 平成30年7月28日、宇都宮市の男女共同参画センターパルティにて「第6回恒久平和シンポジウム愛・絆~100年後の地球・子どもたちのために〜」を開催いたしました。今回は、学校法人アジア学院校長荒川朋子様、同学院第46期生ニラニ・ウェラゴダ様、NPO法人表皮水疱症友の会DebRAJapan代表理事宮本恵子様をお招きし、ご講話をいただきました。 
 最初に講話をいただいたのは、アジア学院第46期生ニラニ・ウェラゴダ様。今回の講話では「My country Sri Lanka and my work-私の国スリランカと私の仕事」と題し、故郷スリランカの現状や、従事する仕事についてお話していただきました。スクリーンに映し出された写真には、軍服を身に纏う女の子、自然災害に飲み込まれる村、衝撃的なものが沢山ありました。実はニラニ様も、スマトラ沖地震の時に津波でお子様を亡くされています。そんなニラニ様の一言“当たり前だと思っていることは当たり前ではありません。”とても重みのある言葉でした。
 2人目の講師の方は、学校法人アジア学院校長荒川朋子様。「共に生きるために」と題し、いかなる人間も生活を送る上で絶対的に必要な“食生活~FoodLife~”について、ご自身が校長を務めるアジア学院の説明を交えながらお話していただきました。日々の忙しさから加工食品中心の生活になりがちな現代社会ですが、改めて食生活という命の連鎖、そしてその食を生み出す仕事の素晴らしさを再認識することができました。そんな中で特に印象に残ったこと。“貧しさを分かち合うことこそが真の平和に繋がる。分かち合う心こそ大切。”わかっているようでなかなか実践できていないこと、今一度心に刻み生きていこうと思いました。
 最後の講師の方はNPO法人表皮水疱症友の会DebRAJapan代表理事宮本恵子様です。宮本様には過去5回全てのシンポジウムにおいてご講話をいただいており、今回もはるばる北海道からお越しいただきました。今回の講話タイトルは「難病と生きる・自分を愛する〜表皮水疱症友で知ったしあわせって何?」。今回もご自身の経験に加え、表皮水疱症を取り巻く現状などをお話しいただきました。スクリーンに映る痛々しい身体。それでも前向きに生きようとする懸命な姿に、涙を拭う来場者の姿が多く見受けられました。辛いですがこれが現実。そんな現実を歩み続けてきた宮本様の最後の一言。“今が一番しあわせです。”そう語る宮本様の姿には沢山の勇気と元気をいただきました。
 今回は県内在住の患者様のご紹介ということで、佐野市在住の田中萌ちゃん、宇都宮市在住の柿田栞さんをご紹介させていただきました。萌ちゃんと出会ったのは数年前、当時小学生だった萌ちゃんも今や高校生となり、放つオーラ、言動一つ一つに時が経つ早さを感じました。しかしそれと同時に、表皮水疱症を取り巻く医学の進化がそれに比例しないという難しい現実も見せつけられました。柿田さんは昨年度のシンポジウムの頃より交流を持たせていただいております。今回は今までの人生、そしてこれからの未来について、時折目に涙を浮かべながらお話していただきました。
 そんな柿田さんですが、実は妹さんが本業の傍ら画家として活動されており、この度DebRAJapanのロゴマークを作成されました。それに並行し『SkyButterfly-スカイバタフライ-』という団体も立ち上げ、お姉さんはじめ、表皮水疱症患者の方々の力になりたいと、お仲間と共に活動を始められています。当日はSkyButterflyのメンバーの方にもご来場いただき、活動内容についてお話していただきました。そのお話、その光景に、支援の輪が少しずつ広がってきていることを実感することができました。
 そして、最後は、主催者代表挨拶として、当法人副理事長三宅隆史よりお話させていただきました。作務衣を着て登場した三宅からは「美しい心の国日本」をテーマに、美しい心を育てることこそ我々の目指す“真の恒久平和”に繋がるのだとメッセージを送らせていただくと同時に、我々自身が将来を担う子どもたちの礎になりたいと、改めて決意表明させていただく場となりました。
 終了後、会場を後にする参加者の方々から「今までになく感動するシンポジウムだった!」「来年は絶対お友達を連れて参加します!」など、とても嬉しいお言葉をいただくことができました。ご参加いただいた方々に少しでも有意義な時間を過ごしていただけたら、主催者一同この上ない喜びです。
 また、こうして毎年開催できるのも、ご多忙の中参加してくださる方々がいらっしゃるお陰です。そして、忙しいスケジュールの合間を縫い、講師として講話をしてくださる方々のお陰です。改めて感謝申し上げます。また次回、沢山の方々とお会いできるのを楽しみにしております。(大森紫問)

 


恒久平和への同志結合事業



■「NPO法人表皮水疱症友の会」との連携・協力体制づくり


◆愛の難病支援基金
 愛の難病支援基金、この基金の目的は様々な難病をお持ちの患者様とご家族様の未来をより一層愛に溢れた幸せな人生にして行くために寄付を募ることにあります。設立から6年目を迎えた当基金ですが、今年度も多くの皆様よりご寄付、ご支援をいただき心より感謝申し上げます。
 平成30年度は第6回恒久平和シンポジウムを始め、株式会社セグロラ化粧品様主催のクリスマスチャリティーコンサート等にてご協力をいただきながら募金活動に取り組んで参りました。皆様よりお預かりした寄付金は当基金設立当初より支援をさせていただいているNPO法人表皮水疱症友の会 DebRAJapanへ寄付、一部は西日本豪雨災害の復興支援活動に参加された栃木照る照る坊主の会、そして震災当初より行っている熊本地震で被害にあわれた「四賢夫人記念館」の修復支援として熊本県益城町へ寄付させていただきました。
    


◆表皮水疱症友の会 DebRAJapan全国交流会 運営サポート
 平成30年12月1日、大阪市にて開催されたNPO法人表皮水疱症友の会DebRAJapan全国交流会にボランティアスタッフとして参加してきました。会場は先日誘致が決まった2025年に開催される大阪万博の会場近くにあるホテルロッジ舞洲でした。5年前に初めて参加した交流会の会場も今回と同じ場所で、その時に会の設営から運営まで患者会の皆様が担当されていた姿を見て、自分たちがお手伝いする事により少しでも楽しんでいただける時間を増やす事が出来ないか?負担を軽減する事は出来ないか?と思い、宮本代表にお伝えして翌年から全国交流会等のイベントの運営スタッフとしてお手伝いするきっかけとなった場所で当時を思い出しました。
 表皮水疱症、この病気はウイルス等の感染により発症するものではなく遺伝子レベルでの問題なので産まれた時から発症する方が多い病気です。但し、日本国内でも患者数が少なくなかなか認知されていない希少難病の一つでもあります。簡単に言うと全身が火傷をして部分的に水疱、皮膚の剥離、瘡蓋が混在している皮膚状態です。軽くぶつかったり、腕を掴んだりしても皮膚がはがれたり、時には抱きしめるだけでも皮膚にダメージを与えてしまう病気なのです。その為、全身に皮膚を保護する被覆材を貼り、また、包帯で保護し毎日数時間をかけて被覆材を剥がし皮膚を清潔に保つための入浴を行いますが、この入浴は激しい痛みと苦痛を伴います。我々が転んで膝を擦りむいた時、靴擦れのマメがつぶれた時にシャワーを浴びたり湯船に入ると小さな傷にもかかわらずヒリヒリした痛みを経験した事があると思いますが、その痛みが全身に伴うのです。
 全国各地より患者様、御家族様、医療機器、医療品メーカーの皆様の参加により会は始まりました。まず初めに、医療講座で新潟大学の新熊悟先生が話されました。新熊先生とは4年前に初めてお会いしてから親しくさせていただき個人的にも表皮水疱症の事、治療研究の事を宇都宮、名古屋、神奈川、北海道などでお時間をいただき話をさせていただいております。先生のお話しは時折専門用語は入りますが優しく分かりやすくお話しされるので私自身も毎回勉強させていただいております。
 そして、看護講座ではWOCナースの長田華世子さん、昨年の福岡大会の時に初めてお話しを聞かせていただきましたが今回さらに学ばせていただきました。医療制度講座では、医療経営コンサルタントの高水勝さん、なかなか分かりにくい複雑な医療補助制度等の説明をいただきました。そして健康食育シニアマスターの玉木美帆さん、玉木さんは昨年の神戸大会の時に初めてお会いし、美味しい医療食を作っていただきましたが今回も添加物を使わない美味しいケーキを作っていただきフワフワのスポンジケーキに自然の甘さの小豆ベースのソース、小豆好きの私には最高のデザートでした。
 5年前より参加している全国交流会、今回の交流会に参加して感じたことは医療の現場での治療方法や治療研究は日々進歩している事、患者様皆様が我々が思っているより前向きでいらっしゃる事、そして何より支援していると言っていながら本当の支援を行えているのか?友の会の皆様にほんの少しでも貢献できているのか?5年前に初めて参加した交流会、今回も同じ会場で開催された交流会であった為、今一度原点を見直すきっかけになりました。最後に毎回大したお手伝いが出来ないにも関わらず温かく迎えてくださるNPO法人表皮水疱症友の会DebRAJapanの宮本代表御夫妻、そして患者会の皆様、本当にありがとうございました。また、参加されたメーカーの皆様、大変お疲れ様でした。
 玉木さんの美味しいスイーツもありがとうございました。そして素敵なメッセージボードを作りプレゼントしてくれたまほちゃん、ありがとうございました。また、何より、今回の交流会に全力を注いでい、今まで内に秘めた思いを話された小口茜さん、本当にお疲れ様でした。参加された皆様から多くの元気をいただく事ができました。また皆様と再会出来る日を楽しみにしております。間も無く平成の時代が終わります。新しい時代に向けて当法人も初心に帰りこれからもNPO法人表皮水疱症友の会DebRAJapanの支援、サポートを全力で行って行きたいと思います。(大島淳彦)             


◆難治性皮膚ケア学習会
 平成30年10月20日、群馬大学昭和キャンパス内にてNPO法人表皮水疱症友の会DebRAJapan主催の「難治性皮膚ケア学習会」が開催されました。群馬県内在住の患者様、御家族様、また、近隣の県に在住の方々が参加し開催されました。当法人も設立当初より協力、支援している団体でありますが勉強会に参加する事があまりなかったので今回参加させていただきました。
 表皮水疱症友の会、宮本代表の挨拶に始まり難治性皮膚ケア学習会開催について、群馬大学医学部皮膚科の石川治教授よりご挨拶。つづいて、東邦大学医療センター大森病院皮膚科の石河晃教授より表皮水疱症の診断と症状、最新の治療研究報告があり、以前より交流会にて聞かせていただいたことがある表皮水疱症の単純型、接合部型、栄養障害型の違いがさらに明確に理解することが出来、診断の手順、症例、一般的治療方法、創傷被覆材の違いなど現状の説明、その後に新規治療の試みとして現在行われている遺伝子治療法、細胞療法、間葉系幹細胞導引療法の研究途中報告や治験等のお話がありました。
 昨年お会いしてお話を聞いた大阪大学の玉井教授が話されていた近々治験が始まる予定だった治療方法の治験が現在進行形で行われており明るい兆しが見えてきている事など、貴重な勉強をさせていただきました。そして今回の学習会開催のきっかけを作られた群馬大学医学部皮膚科での難治性皮膚患者フォローとして、群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学の栗山裕子先生が実際の治療の現場の状況、私も初めて知りましたが群馬県内に10名以上の患者様がおり群馬大学が中心となり治療を行っているそうです。
 休憩を挟み行政側の代表として、群馬県保健福祉部保健予防課難病対策係の狩野恭子様より指定難病と医療表皮助成制度のポイントについてお話を聞かせていただきました。こちらも難病の定義や特定医療の支給対象、手続き等々貴重なお話を聞くことができました。最後に、医療者と患者家族の意見交換・相談会が、NPO法人表皮水疱症友の会DebRAJapanの宮本代表理事の進行により行われ参加患者様、ご家族様から様々な経験や悩み事などを話されていました。生まれつき表皮水疱症を発症し2歳まで入院、小学校入学まで入退院を繰り返された体験談、成長に伴い水疱の形成箇所が変わる事、受験勉強をしているが鉛筆を持つことにより手の指に水疱が形成される事、足の裏から指先にかけて皮膚が薄く真っ赤になり歩行時の痛みの為外出が出来ない、自分自身大人になって病名が判明した時、実の姉が皮膚の異常により幼少期に亡くなられたお話、成人男性からは母親が一番大変だったと様々な経験や今のお気持ちを聞くことができました。
 今回の学習会は広島県で行われた皮膚科学会の際、NPO法人表皮水疱症友の会DebRAJapanのブースに群馬大学の栗山先生が訪れた事がきっかけとなり群馬県内で初の開催となりました。宮本代表のご主人様と話しましたが、偶然かもしれないがちょっとしたきっかけで今回の学習会開催に結びついたりしているのでこれからも一人でも多くの方に表皮水疱症を知ってもらえるよう伝えたいと仰っていました。そして国内を始め世界各地で表皮水疱症という病気と闘っている患者様から痛みのない生活が一日も早く訪れる日が来ることを願い、これからも当法人はNPO法人表皮水疱症友の会DebRAJapanの支援を行って行きたいと思います。
 今回お話を聞かせていただいた東邦大学医療センター大森病院の石河教授、群馬大学医学部皮膚科の石川教授、同じく栗山先生、NPO法人表皮水疱症友の会DebRAJapanの宮本代表を始め会の皆様、参加された医療品メーカーの皆様大変お世話になりありがとうございました。 (大島淳彦)



◆「DebRAバタフライワッペン」ホノルルを走る!!
 当法人が設立当初より運営している「愛の難病支援基金」活動の目的は多くの皆様から寄付金をお預かりしているだけではありません。当法人主催のイベントは勿論、他団体との共同イベント、参加イベントにおいて一人でも多くの方に表皮水疱症という病気を知っていただけるよう啓蒙、告知活動も行っております。その活動の中、当法人の会員様で毎回イベント等への参加やボランティアスタッフとしてご協力いただいている某会員様より、今年度の「表皮水疱症友の会DebRAJapan全国交流会大阪大会」への参加ができないので何か違った形でお手伝い出来ないかとのお話がありました。
 そこで、初めての試みとして行ったのが、某会員様が今年のホノルルマラソンに出場するとの事で、当方より「出走時にDebRAのワッペンを付けて走ってもらう事が出来ないか?」とお伺いしたところ快くお受けいただくことができました。早速表皮水疱症友の会DebRAJapanの宮本代表と連絡を取りこの件を伝えたところ了承いただくことができワッペンをお預かりし出走される皆様にお届けしてハワイへと向かっていただきました。
 開催日は平成30年12月8日(現地時間)、日本時間は9日、某会員様と一緒に参加される皆様、計12名の皆様が啓蒙活動の趣旨に賛同して頂き出走、全員完走という結果となりました。当日は出走前やコース途中、ゴールなどその都度、NPO法人表皮水疱症友の会DebRAJapanの皆様にリアルタイムに近い形で報告という試みも行いました。  (大島淳彦)


◆セグロラチャリティーイベント
 平成30年12月11日、矢板市にある58ロハスキッチンにて、株式会社セグロラ化粧品主催によるチャリティーイベント、クリスマスコンサートが開催されました。当日は副理事長三宅、理事大森の2名でお手伝いに行って参りました。
 このイベントは、当法人の運営する“愛の難病支援基金”への協力、並びに表皮水疱症友の会DebRAJapan支援の目的で開催されており、昨年度より関わらせていただいております。当日は募金箱も設置させていただきました。  
 イベントの冒頭では当法人を代表して副理事長三宅よりご挨拶させていただき、当法人の設立趣旨や表皮水疱症のメカニズム、またそれを取り巻く現状などをお話させていただきました。
挨拶の最中会場内を見渡してみると、深く頷きながら話を聞いてくださる方が多く見受けられました。挨拶を終えるとこのイベントのメインプログラム、シンガーソングライターLaugh(ラフ)さんによるスペシャルコンサートです。有名アーティストのヒット曲のカバー他、Laughさんのオリジナルソングを数曲披露していただきました。キャッチ―なメロディーと、とても笑顔が素敵なLaughさんの全身を使ったパフォーマンスに、会場は時にハツラツと、時にしっとりとした雰囲気に包まれました。
 また、今回も昨年同様「へたのよこ好きみち」さんご協力のもと、“でびたん”が出品されました。“でびたん”の売上げの一部は愛の難病支援基金に寄付されます。そんな中、実はLaughさん、5年ほど前からテレビを通じて表皮水疱症を知っていたとのこと!パフォーマンス中に何度も表皮水疱症や、支援の一つである“でびたん”のPRをしてくださいました。そのお陰で「知人に!」「孫に!」と何体も購入してくださる方が多数いらっしゃいました。この場を借りて改めて感謝申し上げます。
 このイベントを通じて集まった募金は「愛の難病支援基金」を通じ、当法人が責任を持って表皮水疱症友の会DebRAJapanへお届けいたします。 皆様からの沢山の温かいお気持ち、心より感謝いたします。また、このような機会を設けてくださった株式会社セグロラ化粧品にも重ねて感謝申し上げます。(大森紫問)




■「全国龍馬社中」との連携・協力体制づくり


◆全国龍馬ファンの集い
 平成30年10月6日、東京都千代田区にある「よみうりホール」にて全国龍馬社中主催〝明治維新150年記念 東京大会  第30回 全国龍馬ファンの集い″「世界維新」~世界を今一度せんたくいたし申候~が開催されました。
 今大会は関東ブロック、東海ブロック、高知ブロックの共催イベントで当法人も全国龍馬社中加盟団体であり年に一度の大きなイベントであるため参加して参りました。第1回大会は参加者30名でしたが、今大会は海外よりLA龍馬会や上海龍馬会など海外の団体も参加され1,000名を超える参加者のもと行われました。また、現在全世界に約150の団体が設立され、今後の予定も見ると200団体に迫る勢いとなっているそうです。
 大会は橋詰実行委員長の挨拶に始まり、橋本会長、大会長 高知県の尾崎知事、来賓として千代田区の石川区長、品川区の濱野区長の御挨拶に始まり序盤から大いに盛り上がりました。第1部の基調講演は歴史解説、テレビでもお馴染みの歴史学者、国際日本文化センター准教授 磯田通史氏による「龍馬の幕末維新150年目の真実」と題し、残されている歴史資料をもとに当時の各藩の特徴や文化の解説、また、現在も全国各地に眠っている未だ世に出ていない文献等を自らの足で訪れ探しているなど貴重なお話を聞くことができました。個人的にも磯田さんの文献に興味があり何冊か読みましたが新たに読みたい文献が出てきたのでこれからゆっくりと読んでみたいと思います。  
 磯田さんの講演の後にサプライズゲストが登場、なんと菅内閣官房長官が登壇されご挨拶されました。以前の横浜大会の時はスケジュールの都合上ビデオレターとなりましたが、ご本人も龍馬ファンでありこの大会に参加したいと思われていたそうです。事前に告知も無かったため会場は驚きを隠せない状況でしたが大会自体さらに盛り上がりました。
  第2部は「出会いの達人~龍馬と明治維新~」と題しパネルディスカッションが行われ、コーディネーターは元日本テレビの顔、福留功男氏、パネリストは漫画家の黒鉄ヒロシ氏、タレントのビビる大木氏、歴史アイドルの美甘子氏、大会長の尾崎高知県知事により、龍馬の魅力とは?これから龍馬のような人材は生まれてくるのか?など時々回答が質問から逸れて行くこともありましたがそれぞれの歴史解釈、歴史観のもと色々なお話をされ興味深くあっという間に時間が過ぎてしまいました。そして記念すべき30周年記念イベントでは、シンガーソングライターの石田諒さんによる本大会のために作られた曲の披露、会場は割れんばかりの拍手に包まれました。
 橋本会長が仰っていた龍馬精神は「自忘他利」(自分を忘れ他の人の為に)、そんな精神を持った人材が現れてこそ本大会のテーマ「世界維新」が成し遂げられるのではないでしょうか?今、我々が生きている時代は過去の犠牲のもとに成り立っている事実を真摯に受け止め、この時代に生きている我々が何を成すべきかを互いに問う時期が来ているのではないでしょうか?それであれば誰が立ち上がるのでしょう?歴史の偉人たちは自分の名を歴史に残すため何かを成したわけではありません。間違いを間違いと言いそれを正し、理想を理想とせず実現する為、自分が何を成すべきかを問わなければ幕末維新の偉人に対し何を伝えたらいいのでしょう?
  次回は2019年10月26・27日、高知県高知市のかるぽーと大ホールにて本大会、大交流会も高知市内で開催されます。当法人も参加予定でおります。詳細等が決まりましたら告知させて頂きますのでご一緒に参加出来ればと思います。最後になりますが開会前のお忙しいところお話しさせていただいた全国龍馬社中の飯野副会長、関東ブロックの守田様、ヤマト龍馬会の山本様、坂本家10代目坂本匡弘様本当にありがとうございました。そして大会運営につき事前準備や当日の準備、運営等に関わられたスタッフの皆様お疲れ様でした。(大島淳彦)


◆ヤマト龍馬会
 平成30年11月4日、神奈川県大和市、やまと芸術文化ホール メインホールにて開催された大和市主催の「維新★明治維新150年シンポジウム 時代の変革 それを支えた人々」に参加してきました。2年前の全国龍馬社中主催の全国龍馬ファンの集い福岡大会で初めてお会いしたヤマト龍馬会の山本会長との出会いがきっかけで、今回のご案内をいただき参加いたしました。
 1,000名の会場は、ほぼ満席状態で抽選に漏れた方も多数いらっしゃったそうです。定刻通り始まったシンポジウム、基調講演では歴史のTV番組では御馴染みの、東京大学史科編纂所、本郷和人教授のユーモア溢れる基調講演、教授独特の切り口、話し方に直ぐに引き込まれていきました。2人目の講演は私も4年前に初めて鹿児島を訪問した際にお会いした西郷隆盛翁曽孫の西郷隆夫さん。個人的に西郷隆盛翁の逸話や子孫のみが知る話を聞くことはありましたが講演会で聞くのは今回が初めてでした。講演の中で改めて西郷隆盛翁の人間性、決断力等々人としての大きさに気付かされました。

 公開座談会では西郷隆盛直系五代目 西郷隆太郎さん、土佐郷士坂本家十代目当主 坂本龍馬兄・権平直系子孫 坂本匡弘さん、勝海舟玄孫 高山みな子さん、小曽根乾堂玄孫 小曽根克秀さん、山本権兵衛玄孫 山本盛隆さん、東京大学史科編纂所 本郷和人教授、大和市の大木哲市長が登壇され司会はNHK札幌放送局シニアアナウンサー 福井慎二さんによりパネルディスカッション形式で行われました。幕末維新の時の御先祖様の考え方やそれぞれの関係性、子孫の皆様から末裔としてこれからの未来に何を期待し何をしていかなければならないかなど熱いメッセージで閉会となりました。
 当法人の理事は単に幕末が好き、幕末志士に様々な事を学んでいるのではありません。戦国時代から天下泰平の江戸幕府開幕に至る過程、そして先の大戦も含め先人達は世を変えるために命をかけて未来のために日本中を駆け回り仲間と共に時には喧嘩もし、時には励まし合いながら同じ志の為に時代を駆け抜けていきました。その想いのもと、多くの犠牲のもとに今の時代が成り立っている事を今一度この時代に生きている皆さんと「100年後の子供たち、未来の地球の為に」何を成さねばならないかを、一緒に考え行動して行ければと思いました。
 最後に会場到着と同時にロビーで偶然会った西郷隆太郎さんの計らいで子孫の皆様の控え室に御案内いただき、福井アナウンサーと久しぶりの再会、坂本さん、小曽根さん、髙山さんとも再会できました。そして、ヤマト龍馬会の山本会長、奥様には大変お世話になりありがとうございました。この場を借りて深く感謝申し上げます。またの再会を楽しみにしております。(大島淳彦)



 

■「古武道道場」との連携・協力体制づくり

                     
◆北辰一刀流玄武館
 今年度は、古武道道場との連携・協力体制作りの一環として、2つのイベントにおいて「北辰一刀流 玄武館 宇都宮支部 至誠塾」の演武をプロデュースさせていただきました。
 1つ目は、学校法人アジア学院での演武プロデュースです。学校法人アジア学院は、栃木県那須塩原市にある学校で、世界各地から集めたその土地土地の農村指導者となる人材に対し、有機農業やリーダーシップについて教育を行う学校です。当日は国籍や宗教も多様な学生、職員の方々に向けて演武を披露していただきました。腰に刀を差す時代は終わっても「JAPAN=侍」というイメージは今なお根強く残っており、学生たちは興味津々。実際に木刀を持って体験してもらうコーナーでは、用意していた木刀が足りなくなり、門下生所有の木刀まで総動員させなければならない程の盛況ぶりでした。世界の人々に日本の「古武道」という文化を知っていただくと同時に、世界各地から様々な文化が流れ込んできているこの今という時代こそ、日本の古き良き武士道精神を改めて見直してみるべきではないかと感じさせられた1日となりました。
 2つ目は、ファイティングビアガーデン2018での演武プロデュースです。当法人は今年度より実行委員としてイベントの運営に携わらせていただき、至誠塾の演武も是非にと提案させていただきました。そんなファイティングビアガーデンは、いじめ撲滅をメインテーマに掲げる栃木県内有数の規模を誇るチャリティーイベントで、プロレス団体ZERO1様を始め、毎年様々な演者たちがステージを盛り上げます。至誠塾の皆様にもその一翼を担っていただきました。あえて実行委員長挨拶の直前に順番を持ってくることで、それまで熱気を帯びていた会場を一転して静寂に包み込み、場の雰囲気を一変させる・・・。我々の狙い通りでした。冷ややかに光る真剣の、静寂に聞こえる風切音は見る者を惹きつけ、釘付けにしました。北辰一刀流では、殺人剣の先にある「活人剣」を究極の境地としていらっしゃいます。「殺す」が「生かす」に変わる・・・。一見暴力にも見えるプロレスもそこには正義と勇気があり、見る者に生きる希望を与えます。いじめ撲滅を掲げるこのイベントにおいても、やはり武士道精神はとても有意であると感じました。
 今後もこのようなイベントを始め、様々な場で至誠塾による演武のプロデュースや、武士道精神の継承に繋がるようなイベントの企画を行っていこうと考えております。武士道とは何も道着に身を包んだ人のためだけのものではありません。日本という国で生まれ育まれた独自の死生観は、時代を超え、老若男女問わず全ての人の今を生きる指針となるものです。当法人はそんな武士道精神を心の中心に据えながら、今後も活動を展開してまいります。また、このような活動ができるのも北辰一刀流 玄武館 宇都宮支部 至誠塾 始め、ご支援くださる方々のお陰です。心より感謝申し上げます。(大森紫問)



 

■「認定NPO法人桜ライン311」との連携・協力体制づくり


◆秋の植樹会
 平成30年 11月24日 朝7時には小雪が舞う陸前高田市。 認定NPO法人 桜ライン311 (ttps://www.sakura-line311.org/ )第31回 秋の植樹会に今年も参加しました。今回はEチーム。メンバーは8名で、三宅がチームリーダーを担当。2ヶ所の地権者様の土地に3本(河津桜1本・八重桜2本)を植樹しました。
 植樹ボランティアの時は毎年、急斜面の担当を覚悟して行くのですが、8名中4名が女性のチームであった為か、今回の植樹地は過去にないほど平坦で、大変作業がやり易く時間もはかどりました。
 朝は小雪もチラつきましたが、有難い事に天候は回復、作業中は汗ばむくらいでした。 恒例となった植樹後の交流会では、桜ライン311の理事でもある、小川光一氏監督による、防災啓発ドキュメンタリー映画「いつか君の花明かりには」の上映会。
 一人の力が弱くても、防災の知識を真剣に身に付ける事により、いつか誰かを助ける事につながる。そんな思いのこもった作品で、「花明かり(桜の花が満開で、そのあたりの闇がほのかに明るく感ぜられること。)」と言う素敵な言葉に出会う事ができました。(三宅隆史)  
◆春の植樹会
 3.11東日本大震災の日を目前にした平成31年3月9日、認定NPO法人 桜ライン311 第32回 春の植樹会が開催され、当法人から、理事長 大森、副理事長 三宅、事務局長 大森(紫)そして、アジア学院 荒川校長をはじめスタッフ及びご家族22名、での参加となりました。
 セレモニー会場、新築の小友コミュニティセンターに100名超の参加者が集合、恒例の海に向かっての黙祷からセレモニーが開始されました。
 今回の植樹終了時点で累計1,534本の桜が植樹された事となり、目標17,000本への道は遠くとも、その「おもひ」は確実に「かたち」になっています。
 我々はAチーム、他の参加者も含め、総勢31名。奇跡の一本松近くの龍泉寺にて9本のオオヤマザクラを植樹する事となりました。5歳から70歳近い幅広い年齢層で挑む今回の植樹地は、竹林の斜面で足場を確保するのも難しく、また穴を掘る度に竹の根が現れ予想以上の時間がかかり悪戦苦闘。植樹開始から、龍泉寺のご住職・地権者・住民の方々にも見守っていただき、何とか予定時間内に全ての植樹は無事に完了できました。終了時には全員で手を繋ぎ輪になり、アジア学院スタッフ、ガーナ出身のティモシー牧師の祈りで締めくくられる感動の場面もありました。 今回は、植樹前日からの陸前高田滞在に至るまで、桜ライン311のスタッフの皆さんにも大変お世話になった事、心から感謝いたします。 (三宅隆史)




■「栃木照る照る坊主の会」との連携・協力体制づくり


◆学校教育支援
 「職業人講話」とは「栃木照る照る坊主の会 with 素敵な大人達!」が、職業人として、仕事の楽しさ!やりがい!将来の夢!や、今の職業にたどり着く迄に得た多くの経験!を伝える事を目的とし、中学生たちに(学校によっては昼食時にらー麺を振る舞い)講話を行います。今回下記2校に三宅が講師として参加しました。


<宇宙一の職業人講話 in 横川中学校 2019>

 今回も講師依頼をいただき、平成31年2月8日「宇宙一の職業人講話」に参加しました。宇都宮市の中学校から「職業人講話」は初めて依頼をいただいたとの事で、栃木照る照る坊主の会としても記念すべき開催となります。そんな背景の中、講師依頼を受けた自分自身も、いつも以上に身が引き締まる思いで事前準備を行いました。
 今回の「宇宙一の職業人講話」は1年生6クラス190名を対象に10名の講師が5・6時間目(各50分)に、計2回の講話を行います。生徒たちは事前に公開される講師の講話内容から、自分が受講したい講話を2つ選択し、5時間目と6時間目にそれぞれを受講する仕組みです。
 今回私は、「さてどうしようか? ~こんな働き方・あんな働き方・どんな働き方?~」と言うタイトルで、将来社会に出て行く子どもたちが抱くであろう不安に対して、自分の「おもひ」を伝えました。5時間目25名、6時間目25名、私の講話を受講した計50名の生徒たちは皆真剣で前向きの姿勢で話について来てくれました。活発な質問も受け、今回もとても遣り甲斐ある経験をすることができました。(三宅隆史)


<宇宙一のらー麺授業&職業人講話in上三川中学校 2019>

 平成31年3月19日、上三川町立 上三川中学校にて「宇宙一のらー麺授業&職業人講話」に参加しました。1年生4クラス122名を対象に13名の社会人講師が生徒たちに講話を行いました。私は、2016年からのご縁で上三川中学校は今回で3回目の参加となります。午前中、体育館にての代表講話は、栃木照る照る坊主の会 和知代表による「この一杯に愛を込めて 〜旨愛!らー麺ができるまで〜」。
 その後、栃木照る照る坊主の会及び参加講師たちにより体育館にて、らー麺と餃子作りの実演&実食。生徒たちを2クラスずつに分け、らー麺と餃子&ライスの昼食です。体育館の照明の関係で、写真では良い彩が再現できていませんが、その美味しさはしっかりと生徒たちの胃袋をつかんだ事でしょう。
 12:35〜 ワークショップⅠ、13:35〜 ワークショップⅡ として、6名の講師がそれぞれの教室にて50分の講話を行います。私はワークショップⅡにて「夜の救命救急センター 〜仕事と志事〜」を講話。全体の1/3は仕事、残りの2/3を志事の話を行いました。
 後日、それぞれの学校から私の講話を受講した生徒たちの感想文(私にとっては成績表)が届きました。1人ずつ読み続ける中、伝えたかった幾つかのポイントをそれぞれの角度から捉えてくれていた事、嬉しく確認する事が出来、彼ら彼女らの心の中に「種」を蒔く事が出来たのでは、と感じました。芽が出ない種もあるだろう。途中で枯れてしまうものもあるかも知れない。しかし、たった一粒であっても、急ぐことなくいつかその種が育ち、花が咲き・実がなり・その子の人生の糧となる事が出来、さらに新たな種が次の世代に蒔かれれば幸いであります。毎回貴重な経験の場を与えてくださる栃木照る照る坊主の会、各中学校及び生徒の皆さんに感謝いたします。(三宅隆史)


◆氏家養護園ふれあい祭り&クリスマスパーティー
 平成30年5月5日、さくら市の氏家養護園にて、同園主催・90社を超える企業・団体・個人の協賛により「第3回 ふれあい祭り」が行われ、参加いたしました。
 ゴールデンウィークも後半。天気にも恵まれ、子供たちは元気に園内を走り回り、各地より、ちびっ子からおじ様まで、数多くのパフォーマーが出演、様々なショーを披露していただきました。
 小学校の校庭を借りた駐車場は、満杯になる程地域・遠方の皆さまが多数来場され、盛大にお祭りが行われました。今回のお祭りには協賛の 栃木照る照る坊主の会 特製の「旨愛!らー麺」の出店となり、そのお手伝いとして参加しました。らー麺を求め、閉会ギリギリまでお客様に並んでいただける有り難さ。自前のお気に入り前掛けが燃えるほど、暑い1日となりました。 皆さま、お疲れ様でした。(三宅隆史)
 平成31年12月24日、さくら市の氏家養護園にて開催されたクリスマスパーティーのお手伝いに行って参りました。今年も、栃木照る照る坊主の会の和知代表にご快諾いただき、通算3回目の参加となります。道中「今年はどんなラーメンが提供されるんだろう?」「子どもたちは元気かな?大きくなったかな?」と様々な期待に胸を弾ませながら、張り切って園に向かいました。
 毎年様々なパフォーマーがクリスマスパーティーを盛り上げてくださる中、今年も歌や手品やバスケットボールパフォーマンスなど、とても盛り沢山な内容でした。子どもたちはキラキラ瞳を輝かせ、パフォーマーの動き一つ一つを食い入るように見つめます。パフォーマーもそんな視線に応えるように、大いに会場を沸かせてくださいました。全てのパフォーマンスが終了すると、バトンタッチ!
 今度は私たちの出番です。沢山笑うとお腹が空くというのが人間の性というもののようで、次々に並べられるご馳走を前に、子どもたちも思わず口元が緩みます。“○番テーブル、ラーメン○個お願いしまーす!!”いよいよラーメン作りが始まりました。次から次に入る注文に、我々も両手にトングで応戦します。右手でメンマ、左手で水菜、横に流して煮卵、チャーシュー、タマネギ。スタッフ総動員で一杯のラーメンを完成させ、子どもたちの元へ届けられていきます。必死になって盛り付けしている後ろで「ズズズッ!」とラーメンをすする音、「美味しい!!」という歓声が聞こえる度に自然に笑みがこぼれ、振り返ると、その場の子どもたちもとてもかわいい笑顔いっぱいでした。なるほど、お盆の上に載せているのはラーメンの姿をした「幸せ」で、我々はそんな「幸せ」を届けるお手伝いをさせていただけているのだと、とても光栄に感じた瞬間でした。
 とても印象に残ったことがありました。毎年必ず声を掛けてくれる一人の男の子がいます。彼は将来関取を目指し、日々練習に取り組んでいますが、なんと昨年会った時より体重が20kgも増加して、ベンチプレスは100kg以上も持ち上げてしまうとのこと!!これはジムに通っている成人男性でもなかなか上げられる重量ではありません!日々のトレーニングの影響か、重ね着をする人多数の中、彼だけ半袖1枚だったのには思わず笑ってしまいました。そんな彼のように、子どもたちの成長していく姿には毎回元気と勇気をもらいます。そしてそんな子どもたちの親代わりになり、寝食を共にし、時に一緒に悩み、時に喜びを分かち合う園長を始めとした職員の方々にはただただ敬服するばかりです。年に一度、ラーメンの盛り付けしかできない我々ですが、また来年も是非お手伝いさせていただきたいと思います。(大森紫問)




■「学校法人アジア学院」との連携・協力体制づくり


 昨年度より「つながりのご縁」をいただいた学校法人アジア学院。アジア学院とは日本のNGOの先駆者として、1973年の創立以来アジア、アフリカ、太平洋諸国の農村地域から、その土地に根を張り、その土地の人々と共に働く“草の根”の農村指導者(Rural Leader)を学生として招き、栃木県西那須野のキャンパスにて、国籍、宗教、民族、習慣、価値観等の違いを認めつつ、公正で平和な社会実現のために、実践的な学びを行っている学校です。
 9ヶ月間の農村指導者養成の研修は、いのちを支える「たべもの」作りにこだわり、有機農業による自給自足を基本としています。学生たちは座学、ディスカッション、見学研修、グループ単位での農場運営を通して、自国のコミュニティの自立を導くリーダーシップを養います。アジア学院では、研修を受ける金銭的な余裕のない草の根で働く人々に研修の機会を与えるため、海外からの学生渡航費、研修費をほぼ全額負担しています。そしてこのアジア学院の活動は、日本のみならず世界の方々のご厚意と寄付によって支えられています。
 当法人の「志」にも共通する「国籍、宗教、民族、習慣、価値観等の違いを認めつつ、公正で平和な社会実現のために、実践的な学びを行っているアジア学院」の活動をボランティアを通して見ている中で、我々もお手伝いできることは無いかということからの連携・協力し合うことになりました。(三宅隆史)


◆日本の心を伝える「北辰一刀流玄武館 演武」
 平成30年7月7日「七夕」の日に、日高見塾頭ご協力のもと、北辰一刀流 玄武館 宇都宮支部 至誠塾 のメンバーによる「演武」が、アジア学院にて行われました。
 アジア・アフリカ各国から農村指導者育成の研修に参加している学生&研修生、及び日本は勿論の事、アメリカ・ドイツのスタッフ・インターンの皆様に、日本の武道、江戸後期に千葉周作が創設した流派の剣術と薙刀術の貴重な演武をその目で観て・体験してもらおうと言う、当法人「志3本柱」の一つ「同志結合」活動の一環として企画。アジア学院校長始めスタッフの皆さまの企画受入、そして北辰一刀流 玄武館 日高見塾頭の快諾をいただき、打合せを積み重ねて実施に至りました。
 当日の昼食は、アジア学院企画の「流しそうめん」に海外の学生たちは大喜び。「演武」は、通訳を介して北辰一刀流の歴史・流派の解説から始まり、塾頭の抜刀術が始まると、ピリッとした気が張り詰め、いっぺんに会場の空気が変わります。組太刀での気合の入った掛け声には、会場内に居た乳児が泣き出す程。小学生たちの抜刀術・組太刀は愛らしくも、その小さな身体からは気魄が溢れ出していた。抜刀術の動き・流れの解説を塾頭が細かく解説する事により、海外の方でも理解は深まったはずです。
 見学している学生達への体験コーナーを設けましたが、予想以上の参加希望者に木刀の受渡し、立ち位置の設定が慌しく嬉しい悲鳴も。初伝の抜刀術、座業と立業。床に豆をまき、その上で行う江戸古来の摺り足の稽古を体験。日本人でさえ、なかなか出来ない貴重な体験に、皆満足。
 真剣による塾頭の試斬には、会場割れんばかりの拍手。最後に、希望者が居合刀・真剣を持っての記念写真。皆の笑顔で和やかに会は終了しました。業の域を、殺人剣ではなく活人剣に到達する事を中枢に置く、北辰一刀流の心を少しでも垣間見てもらう事が出来たのであれば嬉しい限りです。 既にアジア学院一部のスタッフの方々からは、来年度の開催も期待される結果となった企画ですが、何よりも日高見塾頭始め、当法人、理事長及び理事が属する北辰一刀流 玄武館 至誠塾の皆様のご協力に心から感謝いたします。(三宅隆史)

◆アジア学院産「オリジナルらー麺」
 この案は、栃木照る照る坊主の会 和知代表と三宅が、とある日二人でランチをしているときに「アジア学院でそれだけ多数の食材を生産しているのであれば、それら食材を使ってオリジナルのらー麺が出来るのでは。」と言う流れから生まれたものです。
 その提案を当事者であるアジア学院 荒川校長に持込み、見る見る形となって行った「アジア学院産 オリジナルらー麺 Project」。
 当法人が間を取り持ち、多方面で活発にボランティア活動を行われている 栃木照る照る坊主の会 代表(らー麺 藤原家 店主)和知さんの監修により、アジア学院にて有機農法で生産される食材を使って「オリジナル らー麺」を作ろう!と言う、学校法人アジア学院⇔NPO法人日本全国志士協義会⇔栃木照る照る坊主の会、三者による、夢のCollaborationが始動しました。
 現在、世界的にも日本のラーメンは注目されており、特にアフリカでは麺を食べる習慣は無いそうで、アジア学院の学生たちも非常に興味を持っているとの事。 麺に使う小麦。タレに使う醤油。同じく味噌。スープに使う野菜、鶏、豚。トッピングのチャーシューに味付け卵、薬味。有機農法の食材に化学調味料は使用しない、ほぼ100%アジア学院産にて製作する事となりました。
 その結果、  試食会(平成30年7月17日)として、ランチタイムに約70名に約120杯の「醤油」ベースのらー麺を試食提供。準備に準備を重ねて当日を迎え、ベジタリアン用らー麺も準備し、いざ本番。全員に行き渡るまで息つく暇もなくひたすら作る。全員に行き渡る前に、早くも「お替り」の要望も。オリジナルらー麺、初の試みではありましたが「おいしい!Oishi!」と海外からの学生たち日本人スタッフにも大好評でした。
   第46回 収穫感謝の日 (Harvest Thanksgiving Celebration平成30年10月13・14日)にて、試食会でご提供したらー麺200食を限定販売。開店から長蛇の列も出来、両日とも1時間半以内に完売となり、その質の高さ、お客様の満足度を確認する事ができました。その売上げはすべて、アジア学院の運営に生かされることとなります。また、初日には栃木照る照る坊主の会よりクラウン・ドーシーさんもご参加いただき、バルーンアートで子どもたちを楽しませてくれました。
   「オリジナルらー麺・第2弾」をとして、平成31年1月29日のランチタイムに約60名に約100杯の「味噌」ベースのらー麺を提供。今回もベジタリアン用らー麺も準備。やはり人気は高く、皆大喜び。中にはラーメンのイラストが入ったTシャツを着ている学生もおり、世界的なラーメンの人気を改めて実感しました。「アジア学院産 オリジナルらー麺 Project」3つの団体、どれが欠けても実現できない企画となりました。栃木照る照る坊主の会の皆様のご協力に感謝いたします。(三宅隆史)


◆認定NPO法人桜ライン311春の植樹会
 当初この企画は、学生向けに提案しておりましたが、スケジュール等の問題で、アジア学院スタッフを対象に実現する事となりました。今まで培ってきた当法人との双方向のご縁。そのご縁(アジア学院)とご縁(桜ライン311)をつなぐ機会となりました。
 平成31年3月9日、陸前高田市にて桜ライン311主催の春の植樹会に、当法人より3名、アジア学院のスタッフ及びご家族の皆様22名で参加する事となりました。参加者の年齢層は70近い方から2歳までと幅広く、国籍も日本は勿論の事、アメリカ・インド・ガーナ・フィリピンと多国籍。思い起こせば、昨年5月から構想を練り始めたプロジェクト。一時このプロジェクトが実施できるか危ぶまれることもありましたが、予定通り当日を迎える事ができました。3月8日(金)にアジア学院のマイクロバスとワゴン車にて、片道350kmの大移動。バスが被災地域に入ると、車中で三宅が当時の被災状況を解説。アジア学院の皆さまは初めて訪れる場所でもあるため、質問も多く出ておりました。8年経った後でも、当時の甚大な被害は皆さん想像できた様です。
 8日は植樹会前日にもかかわらず、桜ライン311 岡本代表も我々に合流いただき、奇跡の一本松・陸前高田復興まちづくり情報館・東日本大震災慰霊碑等市内各地を案内していただき、細かな解説をいただく事となり、参加者も植樹会を前に陸前高田市の被災時及び現状、そして桜ライン311の活動趣旨をご理解いただけました。
 現地ではこの日も時折雪がチラつき、外に出れば風も強く厳しい寒さを感じました。が、車に戻れば暖が取れ、暖かい食事をいただけて、宿泊先ではゆっくりと風呂に入る事も当たり前に出来る現在。あの日3.11は今日よりも寒く、雪が降り続き、被災した方々は暖をとる事にも苦労された。そんな事実を思い起こせば、歩く道のり背中を丸めず前に進む事ができました。
 参加者の皆さま、お疲れ様でした。内容の濃い充実した2日間を過ごせた事に、プロジェクト実施に当たっての相談・無理難題にご対応いただいた桜ライン311の皆様に、感謝いたします。 植樹については「認定NPO法人桜ライン311との連帯・協力体制づくり」 ◆認定NPO法人桜ライン311秋と春の植樹会 <春の植樹会>をご覧ください。(三宅隆史)




■「ファイティングビアガーデン」との連携・協力体制づくり


 平成30年9月1日・2日、宇都宮の中心部にあるオリオンスクエアにて「ファイティグビアガーデン 2018」が開催されました。今年で11年目を迎えたこのイベントは県内の多くの企業様、有志の皆様からのサポート、そしてボランティアスタッフの皆様の協力により実施されています。
 当法人も7年前に初めて参加させていただき、実行委員長から「いつか一緒に!」と言うお声掛けをいただいておりましたが3年前より本格的に関わりはじめ、今年度は正式に執行部としてお手伝いさせていただきました。このイベントは「いじめ撲滅」「児童養護施設支援」を目的として開催、その趣旨に賛同されたプロレスラーの大谷代表をはじめプロレス団体ZERO1の皆様のご協力、出演される皆様、そしてスタッフは全員ボランティア参加、出展される店舗の方々も趣旨に賛同されお忙しい中、スケジュールを最優先にしてご協力いただいております。
 年明け早々から会場、フード、執行部、MC等々の打ち合わせを重ね本番を迎えました。このイベントに参加されてくださる方、運営側に関わってくださる方、演者さんとして出演してくださる方、それぞれに共通しているのは純粋に「子供達のために!」という思いの強さだと思います。その思いがイベントを作り上げる原動力となり大きな一つの力になり成功へと繋がっているのだと感じました。
 当法人は執行部の中で2日間の進行スケジュールの管理、調整を行いましたが、何と言ってもイベントは何が起こるかわからないもの、急な変更等に快く対応していただいた演者さん、スタッフの皆様本当にありがとうございました。イベント終了後より達成感、そして反省点も踏まえて心地よい筋肉痛とともに参加された皆様のSNS等への投稿を読みながら、年末に開催する児童養護施設でのクリスマスパーティーに気持ちを切り替え新たな準備を始めました。また来年も微力ながらお手伝いさせていただければと思います。
 関係者の皆様、2日間本当にお世話になりありがとうございました!最後になりますが、当法人より出演依頼をさせていただき快く出演をお受けいただきました、北辰一刀流 玄武館 宇都宮支部 至誠塾の皆様、よさこいの絆翔~HY~の皆様、本当にお世話になりありがとうございました。(大島淳彦)

◆ラジオ「みやラジ」番組出演
 宇都宮のコミュニティーラジオ局「ミヤラジ」の番組「ファイディングビアガーデン2019」に出演しました。当番組はファイティングビアガーデン2019年度開催まで毎月2回放送の番組です。開催趣旨や協力スタッフの思い、出演される演者の皆様が毎回バトンを渡していきます。
 当法人も執行部としてかかわっておりますので第2回の放送へのゲスト出演をし、当法人の活動の柱である難病支援、表皮水疱症のお話を少しさせていただきました。今年度は3回出演しましたが今後も出演する予定となっております。
 この番組はスマートフォンやタブレット端末にアプリをインストールするだけで、世界中インターネットの環境さえ整っている場所であれば何処でも聞くことが出来ます。ラジオ局:宇都宮コミュニティFM  ミヤラジ 77.3FM(大島淳彦)

◆「児童養護施設きずな」支援~クリスマスパーティー~
 平成30年12月22日、宇都宮にある児童養護施設きずなのクリスマスパーティーのお手伝いに行って来ました。3年前より参加していますが、このクリスマスパーティーは平成30年9月に宇都宮の中心部にあるオリオンスクエアで開催されたファイティングビアガーデン2018開催時、多くの皆様よりお預かりした収益金・募金により開催されました。
 ファイティングビアガーデン終了後から内容の企画を練り始め出演される方々のスケジュール調整、そして前日から仕込み等を行い多くのボランティアスタッフの皆様のご協力を得て当日を迎えました。
 当日はカレー、けんちん汁、シュークリーム、ジュースなど子供たちの大好きな食事を準備、催し物としては子供たちと一緒にゲームやダンスショー、ニトリヒロヤスさんのライブ等々あっという間に時間が過ぎて行きました。
 食事の合間には子供達が、「肩車してー」「縄跳びしよー」「サッカーやろうよー」等々途切れることなく寄ってきてくれました。子供達にとってクリスマスは特別な日、私達大人が夢を与えられるようにしなければならないのですが、様々な事情で施設での生活を送っている子供達、みんな元気で明るく人なつっこい子供たちばかりで今回も多くの元気をもらってきました。もしかしたらこの子供達が私達大人に元気を与えてくれるサンタクロースなのかも知れません。帰り際に「また来るからね!」と約束をし施設を後にしました。また来年、成長した姿を見に行きたいと思います。施設職員の皆様、一緒に参加した皆様、お疲れ様でした。 (大森紫問)




■「異業種交流会」


◆四ッ葉会
 平成30年11月7日は栃木市で開催された、異業種交流四ッ葉会創立15周年記念特別企画「LINK UP!栃木2018」に参加してまいりました。
 四ッ葉会様の事は以前より少々伺っていたことはありましたが、当法人が交流を持たせていただいたのは平成30年の夏からとなります。8月に開催された四ッ葉会様主催夏のイベント、花火大会に参加したのが始まりでした。
 このような異業種交流会には初めて参加しましたが、参加人数150名を超え会場は熱気に溢れておりました。昨年度より執行部として関わっているファイティングビアガーデン実行委員会として壇上にて少々お話しさせていただき、また、多くの方々と名刺交換やお話をさせていただきました。また、25年振りの再会という奇跡のようなことがあったり、あっという間に時間が過ぎていきました。異業種交流四ッ葉様は数多くのイベントを開催しておりますので機会があればまた参加したいと思います。 (大島淳彦)

◆温会・とちぎフェイスブック交流会 
 平成30年12月11日は昨年より交流を深めさせていただいております、栃木市にある住まいるネットワーク株式会社の海老沼社長よりお誘いいただいた、異業種交流 温会・Enjoyとちぎフェイスブック交流会主催の忘年会に参加してきました。
  今回は栃木市にあるサンプラザにて開催、参加者60名にて盛大に行われました。私はほぼ9割位の方々が初対面でしたが皆様に温かく迎え入れてくださりとても素敵な会でした。当法人も一昨年より協力しているファイティングビアガーデン実行委員会としての参加でもあり2019年の開催告知、そして栃木市でも開催する告知をさせていただき多くの方々と名刺交換やお話をさせていただく事ができました。
 1ヵ月前の栃木市でのイベント参加時に25年振りの再会がありましたが今回も同郷出身の方が2名いらっしゃり、またまた久しぶりの再会、何と30年ぶり、しかも隣の席と言う奇跡がありました。何故か栃木市でのイベントは奇跡が続いております。参加された皆様、温かく迎え入れてくださったスタッフの皆様本当にお世話になりありがとうございました。(大島淳彦)     




■「東洋思想勉強会~チャリティー活動~


 東海地区を中心に東洋思想の勉強会を開催し、開催会場にて愛の難病支援基金の募金活動を行って来ました。たくさんの方々にご協力いただけたことに感謝いたします。(今井克昌)




 









NPO法人日本全国志士協義会

〒320-0071
栃木県宇都宮市野沢町187番地162

TEL:070-1378-1868
FAX:028-624-0118



<和知心書>
いとしい いのち あい とわに